デメリットもあるフリーランス
近年、ワークライフバランスの取れた働き方として、フリーランスという働き方が注目されています。海外では広く知られた働き方であり、日本でもフリーランスとして働く人は珍しくなくなってきました。特にIT業界は実力主義の企業が多いため、自分のスキルを活かして仕事を得るフリーランスと相性が良く、プログラマのフリーランスの案件が数多くあります。
また会社で働いていると60歳や65歳などで定年となりますが、フリーランスには定年がありません。仕事があるなら、自分が辞めようと思うまで働き続けることができます。年金問題などで将来の生活に不安を覚えている人にも、フリーランスという働き方は注目されています。
ですが、フリーランスとして働く場合にはいくつかデメリットが生まれるので注意をしておきましょう。まず第一に、生活が安定しないことです。フリーランスは仕事を熟せば熟すだけ収入になります。そのため年収が1000万円を超えている人がいるのも事実です。しかし仕事が常にあるというわけではないため、時に収入がほとんど得られない月も出てきます。特にフリーランスになったばかりの頃は知名度も低いため、中々仕事が得られず収入がないことも珍しくありません。
また、福利厚生や保険などの恩恵に預かることが原則としてできないこともデメリットです。そうした恩恵を得たいのであれば、自分で調べて個人で契約する必要があります。自由に働ける分、自分でやらなければならないことが増えるのがフリーランスのデメリットでしょう。